ライプツィヒで良いデビューを果たしたヘールトライダ(左) photo/Getty Images

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チームはスコアレスドローに終わってしまったが、14日にブンデスリーガ第3節でウニオン・ベルリンと対戦したライプツィヒには大きな収穫があった。

今夏にオランダのフェイエノールトから獲得したオランダ代表DFルチャレル・ヘールトライダ(24)がスムーズにフィットしたことだ。

今夏の移籍市場閉幕間際にライプツィヒと契約したヘールトライダは、オランダ代表でも13キャップを記録している実力者だ。右サイドバックとセンターバックの両方を担当でき、今回のウニオン・ベルリン戦では3バックの一角に入った。

88分間プレイしたヘールトライダへの評価も高く、地元メディア『Leipziger Volkszeitung』はヘールトライダに2点の評価をつけている(1点に近いほど良い)。

以前よりヘールトライダはエールディヴィジ注目のDFだったが、ライプツィヒは今夏に1800万ユーロで引き抜いている。このあたりの目利きはさすがと言うべきか。

他にも今夏はクラブ・ブルージュから19歳のノルウェー代表FWアントニオ・ヌサ、シャルケから18歳のMFアサン・ウエドラオゴ、ベルギー期待の若手GKマールテン・ファンデフート(22)を獲得するなど、相変わらず若手有望株の引き抜きは巧みだ。

FWロイス・オペンダ、ベンヤミン・シェシュコ、シャビ・シモンズといった主力も残っているだけに、一部ではブンデスリーガ制覇を狙えるとの声もある。今季はレヴァークーゼンの無敗を止めたことでも話題となったが、ヘールトライダ加入でさらに守備が安定したとなれば、ブンデスリーガ制覇の目標も不可能なものではなくなってくるはずだ。