最高裁

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 和歌山県白浜町で2017年、水難事故を装って妻を殺害したとして殺人罪に問われた野田孝史被告(35)の上告審で、最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は13日付の決定で被告側の上告を棄却した。

 懲役19年とした1審・和歌山地裁の裁判員裁判と2審・大阪高裁の判決が確定する。

 1、2審判決によると、野田被告は17年7月、白浜町の海水浴場でシュノーケリング中の妻志帆さん(当時28歳)を海中に押さえつけて溺れさせ、殺害した。