今夏に地元帰還を果たしたMF土居聖真がチームの起爆剤として好パフォーマンスを見せ続けている。

 現在32歳の土居はジュニアユース時代から約20年を過ごした鹿島アントラーズを離れ、7月25日に地元クラブのモンテディオ山形に完全移籍した。シーズン途中の加入ながら、新天地デビューとなったJ2第25節・ファジアーノ岡山戦(△1-1)でいきなり初ゴールを記録し、ここまで7戦4発と期待に応える活躍を披露している。

 チームはその7試合で今季初の3連勝を含む5勝1分1敗とし、土居の加入前にJ1昇格プレーオフ出場圏内の6位まで「9」だったポイント差は「2」にまで縮まった。

 この救世主ぶりに『DAZN』が注目。16日に公式YouTubeチャンネルで「"決意"は結果で示す!移籍後7戦4発...地元で質の違いを見せる稀代のテクニシャン!」と題し、土居の全ゴールシーンをはじめとするプレー集の動画をアップした。

 9月7日のJ2第30節・大分トリニータ戦(○3-0)で芸術的なトラップから挙げた得点や、同14日のJ2第31節・ザスパ群馬戦(○4-1)の豪快ヘディング弾など、その一つ一つのプレーがハイレベルとなっている。

 DAZN公式X(旧ツイッター/@DAZN_JPN)や動画のコメント欄には、ファンから「やっぱりさすがですわ」「まさに無双とはこの事。異次元過ぎる!!」「チームメイトの良さを引き出すのもめちゃくちゃ上手い」「中学から地元を離れて鹿島の下部組織に加入後、ストレートでトップ昇格して鹿島の黄金期を支えたスーパーエリートが地元で躍動するのはいくらなんでもカッコよすぎる」「人格も優れているからチームに直ぐに溶け込めて実力を発揮出来たんだろう」「山形の誇り」などの声が寄せられた。