三重県内各地で稲刈りの時期を迎える中、鳥羽市の小学生が自分たちで植えた、もち米の収穫を体験しました。

稲刈りを体験したのは、鳥羽市立加茂小学校の5年生の児童27人です。

記録的な暑さとなったことから、収穫量は例年よりも少ないということですが、台風10号の被害も受けず収穫の日を無事に迎えました。

地元の人たちから鎌の扱い方を教わった児童たちは、たわわに実った稲穂を刈り取っていました。

児童は「稲が靴下に入ってチクチクして痛かった」「お米を大事に食べたい」などと話していました。

この日収穫されたもち米は、3月上旬に行う餅つき大会などで使用し、乾燥させた稲わらは12月に注連縄づくりの材料として活用するということです。