KNB北日本放送

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トラブルを解決するために弁護士への供託金が必要などとうその話を伝えられ、小矢部市の80代の女性が、現金2200万円余りをだまし取られる被害にあっていたことがわかりました。

警察によりますと、小矢部市の80代の女性は去年9月、男から電話で「他社にある、あなたの『番号』を聞き出してほしい」と指示を受け、かかってきた電話の相手から番号を聞き出そうとしたところ、「番号を人に貸すのは罪になる」と告げられました。

その後、再び電話で「あなたのせいでトラブルになった」「弁護士への供託金を支払わなければなりません」などと告げられました。

女性はその電話に従い、自宅を訪ねてきた男に去年11月までの間、複数回にわたり現金合わせて2240万円を手渡しました。

女性は、今年1月には返金されると言われていましたが、口座にお金が振り込まれないため、詐欺だと気づき警察に相談しました。

警察は、弁護士費用を払えなどと言って現金を振り込ませようとするのは詐欺の手口なので、注意するよう呼びかけています。