ヨルダン戦に挑む韓国代表【写真:ロイター】

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出場停止のキム・ミンジェに代わり、チョン・スンヒョンを抜擢

 韓国代表は現地時間2月5日、アジアカップの準決勝でヨルダンと対戦する。

 韓国はエースFWソン・フンミン(トッテナム)やMFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)らを揃えて挑む。出場停止のDFキム・ミンジェの代役には、DFチョン・スンヒョン(蔚山現代)が抜擢され、韓国メディアも注目している。

 決勝進出を懸けた一戦で、64年ぶりのアジアカップ制覇を狙う韓国は、守備の要であるDFキム・ミンジェが大会2枚目のイエローカードを受けたため、ヨルダン戦は出場停止。その代役には、Jリーグのサガン鳥栖と鹿島アントラーズでプレー経験があるチョン・スンヒョンが起用された。また、中盤から前線にはソン・フンミンやイ・ガンインなど、主力を揃えて挑む。

 韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」は「キム・ミンジェの穴はチョン・スンヒョンが埋める。蔚山でKリーグ1優勝を牽引したキム・ヨングォン、チョン・スンヒョンコンビとなり、ソル・ヨンウ、キム・テファンまで加えれば蔚山の最終ラインだ。今冬、キム・テファンが全北現代へ移籍したものの、昨シーズンまで長い期間、一緒に戦ってきた。疲労感はあるが、組織力、お互いの呼吸は良さそうだ」と注目している。

 また、「キム・ミンジェが抜けたところにチョン・スンヒョンを使い、ソン・フンミンが最前線で出場することを除けば、今までキープしてきたラインナップと大差ない。練習中にテーピングを巻いていたファン・ヒチャンが先発で出たのは、攻撃に大きな力になる見通しだ」と、先発出場するFWファン・ヒチャンにも期待を寄せていた。(FOOTBALL ZONE編集部)