大迫勇也、契約延長決断は「そこまで時間はかからなかった」 神戸の「1つのピースでありたい」
昨季は全34試合に出場して22ゴールを記録
ヴィッセル神戸は2月6日、FW大迫勇也との契約を更新し、2026年まで延長することで合意したと発表した。
2009年にプロ入りした大迫は、これまで鹿島アントラーズ（09〜13年）、TSV1860ミュンヘン（ドイツ／14年）、FCケルン（ドイツ／14〜18年）、ブレーメン（ドイツ／18〜21年）を経て、21年夏から神戸の一員となった。
所属3年目の昨季は、リーグ戦全34試合に出場して22ゴールを記録。シーズンMVP、得点王、Jリーグベストイレブンと個人賞を総なめにし、改めて“ハンパない”姿を見せつけた。
今回、33歳で神戸と2026年の前半期までの契約延長に合意。大迫はまず「素直に誇らしいことだし、強い責任感が増している気がします」と語り、「ほかのチーム（への移籍を）をそこまで探っていない。僕の代理人とクラブ（神戸）が話をして、（契約延長の条件を）提示をされた。ヴィッセル神戸も誠意を示してくれたし、僕もその誠意に対して頑張ろうと素直に思った。（決断まで）そんなに時間はかからなかった」と明かした。
「去年、いい結果を得られたことは大きい。まだまだこのチームで成長できると思った。これからのチームの方針も聞きましたし、その1つのピースでありたいと思った。昨季J1でタイトルを獲れましたけど、（クラブは）その結果に満足している様子ではなかった。選手たちを含めてもっとタイトルを獲りたいと思った」
円熟味を増す大迫が、これからの2シーズンでどのようにチームを牽引していくか、注目が集まる。（FOOTBALL ZONE編集部）
