関東オークスは惜しくも2着だったクレメダンジュ(ユーザー提供:TKさん)

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 新潟11Rのレパードステークス(3歳・GIII・ダ1800m)はクレメダンジュ(牝3、栗東・鈴木孝志厩舎)が面白い。

 今年はミスティックロアやオメガギネスなど、前走で1勝クラスを勝った馬が人気を集めている。しかし、過去10年を振り返ると、前走が1勝クラスだった馬は[0-3-0-31]と苦戦傾向。5番人気以内に限れば[0-0-0-6]とサッパリだから、安易には手を出せない。

 そこで逆に狙い目となるのは、人気落ちの実力馬だ。中でも注目はクレメダンジュ。前走の関東オークス(2着)は牝馬限定戦とあって、あまり評価されていない印象だが、勝ったパライバトルマリンは牡馬相手に1勝クラスを制した大物候補。そこから1馬身差の2着は十分に評価できる。クレメダンジュ自身も前々走の1勝クラスで牡馬を撃破しているが、当時2着のメイショウモズは続くユニコーンSで4着に健闘。この馬を物差しにすれば、クレメダンジュも十分に重賞で通用するはずだ。

 付け加えれば、ここ2走と同じく内寄りの3番枠をゲットできたのも嬉しい。内で脚をためてのイン差しを期待しよう。