昨シーズンは故障もあって定位置を失った冨安。(C)Getty Images

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 実績があるだけに、関心があっても不思議ではない。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は8月2日、インテルの右CB候補にアーセナルの冨安健洋も挙がっていると報じた。

 シモーネ・インザーギ監督による3−5−2を基本布陣とするインテルはこの夏、長年3バックの一角として不動の地位にあったミラン・シュクリニアルが契約満了をもって退団した。

 シーズン途中からシュクリニアルとの関係に亀裂が生じ、インザーギ監督はマッテオ・ダルミアンを起用。イタリア代表DFは期待に応え、WBと右CBのどちらもこなす奮闘ぶりを見せた。だが、いずれにしても右CBの補強が必要と言われてきたところだ。

 周知のとおり、冨安はアーセナルに移籍する前、ボローニャで4バックの最終ラインの全ポジションをこなすなど、高い万能性を見せていた。守備の国イタリアにおける評価は確かだろう。

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 だがもちろん、関心=移籍というわけではない。Gazzetta dello Sport紙によると、インテルはレンタルでの獲得を望んでいるものの、アーセナルは完全移籍しか認めない姿勢という。

 そもそも、冨安自身に移籍の考えがあるかも分からない。この1シーズン半、度重なるフィジカルの問題で不本意な日々を過ごしてきた日本代表DFは、昨季プレミアリーグ優勝を争ったアーセナルで新シーズンに復活を遂げたいと意気込んでいるはずだ。

 今季のセリエAで王者ナポリとタイトルを競うと見られ、2つ目の星(通算20回目の優勝)を最重要目標としつつ、昨シーズンに準優勝したチャンピオンズリーグでも再び躍進を目指したいインテル。そこに冨安が加わる可能性はあるのか。今後の進展に注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部