核兵器禁止条約発効から22日で1年。被爆者らは日本政府に対し条約への批准を望んでいます。

核兵器の開発や保有、使用などを全面的に禁止する核兵器禁止条約は、去年1月22日に発効しました。

条約に批准する国・地域は日々増え続けていますが、アメリカの「核の傘」に頼る日本は参加していません。

県被団協 箕牧智之理事長「この1年間、世界は何にも変わってない。一番は批准をしてほしいです。批准をするまでに少なくとも3月(締約国)会議の傍聴をしていただきたい」

岸田総理は3月に開かれる予定の締約国会議にオブザーバーとして参加することに否定的な考えを示しています。