2021年のラ・リーガ、「最高のセンターバック」TOP5

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ラ・リーガは世界で最もエキサイティングなサッカーのコンペティションの一つだ。攻撃のイメージが強いものの、逆にそれに対抗できるディフェンダーもさまざまな選手が育つ。

今回は『Sportskeeda』から「2021年のラ・リーガで最も素晴らしかったセンターバックTOP5」をご紹介する。

5位:ホセ・ヒメネス と ダヴィド・アラバ

クラブ:アトレティコ・マドリー と レアル・マドリー

甲乙つけがたい両者を同率5位にした。2020-21シーズンのアトレティコ・マドリーで計り知れない重要性を見せたホセ・ヒメネスは、ディエゴ・ゴディンの後継者として絶対的な存在になった。優れたボール扱いに強力な空中戦、そして闘争心がある。

そしてダヴィド・アラバはリーガに来てから半年しかプレーしていないが、それでもレアル・マドリーに与えた影響はあまりにも大きかった。地球上で最も用途が広い選手の1人であり、とてつもないインテリジェンスを備えている。

4位:アリツ・エルストンド

クラブ:レアル・ソシエダ

この数シーズン順調な歩みを見せているレアル・ソシエダ。トップ4のチームに次ぐ存在として確固たる立場を手にしており、欧州のコンペティションでも一定の成績を収めることができている。

その中心人物の一人になったのがアリツ・エルストンド。この27歳の選手は最終ラインで非常に良いパートナーシップを組んでいる。180cmという身長ながら空中戦に強く、最終局面でのタックルも見事。パスをつなぐことも得意としている。

3位:パウ・トーレス

クラブ:ビジャレアル

パウ・トーレスは今、リーガの中で最もボールを前に進められるセンターバックである。24歳という若さであり、その才能を最大限に発揮しているというわけでもない。ヨーロッパで最も注目されているディフェンダーの1人になるのも当然だ。

まだまだタックルの点では成長が必要かもしれないが、見事なポジショニングとブロッキングでその点を補っている。今後数年で世界トップレベルのディフェンダーとして確固たる地位を獲得するだろう。

2位:ジュール・クンデ

クラブ:セビージャ

2020-21シーズンにはリーガで3番めに失点が少なかったセビージャ。そのなかで最も素晴らしい成績を残している中心人物がジュール・クンデだ。フランス代表にも定着している23歳は、ディエゴ・カルロスと素晴らしいコンビネーションを見せるほか、サイドバックでもプレーできる。

178cmという身長ながらも空中戦にもそれほど弱くはない。バルセロナ戦では相手選手にボールを投げつけるという愚行に出て話題になってしまったが、その点では成長が必要だろう。

1位:エデル・ミリタォン

クラブ:レアル・マドリー

ラファエル・ヴァランとセルヒオ・ラモスの2名を同時に失ったレアル・マドリーの最終ラインであるが、ダヴィド・アラバの加入とエデル・ミリタォンの成長によってその穴を完璧に埋めた。

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空中戦とスピードに優れている彼は、サイドバックでの経験も長いことから攻撃に参加しても優秀だ。ナチョともアラバとも組める応用力も含め、この23歳の才能は今季完全に開花したといえよう。