海外大手メディアBloombergは現地時間2月22日、人気音声SNSの「Clubhouse」において、データ流出が確認されたと報じました。

データの流出が判明

Bloombergによると、あるユーザーが先週末に、Clubhouseの複数の「ルーム」から音声データを抜き出し、別のWebサイトで音声を配信したことが判明しています。
 
Clubhouseの広報担当者は、Bloombergに対してデータ流出が発生したことを認め、流出させたユーザーのアカウントを永久停止し、既に追加のセキュリティ対策を講じたと説明しています。
 
英大手メディアBBCは、セキュリティ対策の専門家へのインタビューを行い「音声データを流出させたユーザーの行為は、悪意ある攻撃や意図的なハッキングではなかったと思われる」との意見を紹介しています。
 
Clubhouseのセキュリティに一部欠陥があり、事件を起こしたユーザーは、欠陥を抜け道として利用し、別のWebサイトへ音声データを転載した可能性があります。

Clubhouseの人気が上昇中

Clubhouseは1月末に日本のアプリダウンロード数の全体ランキングで1位を獲得するなど、世界各国で人気が急上昇しており、2月16日には全世界での累計ダウンロード数が810万件に達しています。
 
一方で、2月12日には米国の研究者グループが中国政府がClubhouseの音声データにアクセスできる可能性があると指摘していました。
 
指摘により、運営会社がデータ保護対策を強化した矢先に今回の流出が判明しており、急激な成長を続けるClubhouseにとって、更なるセキュリティ対策の強化が今後の課題と言えそうです。
 
 
Source:Bloomberg, BBC
(seng)