渋野日向子の弱音「わからない、ゴルフって何なの…」“バストアップ”が招いた極度の不調
「『わからない、ゴルフって何なの…』と周囲に漏らすほど、彼女は悩んでいます」(ゴルフ専門誌記者)
11月14日時点で、2020年は9試合に挑み、予選落ち4度、最高位は24位と、2019年の躍進が嘘のように低迷している渋野日向子(22)。
2019年末には、今季から本格参戦する米ツアーを意識して、リディア・コ(23)やイ・ジョンウン6(24)らトッププレーヤーのトレーナーとして活躍していた、斎藤大介氏(35)と契約。二人三脚で肉体改造に着手していた。
効果は、さっそく表われた。明らかに体は大きくなり、とくに上半身は、はちきれんばかりに。ある協会関係者は「まるでロッククライミングの選手のように、肩から背中にかけて盛り上がっていた。上半身全体が大きくなっていて、当然バスト周辺も2019年より大きくなっていると感じた」と言い、渋野を見た上田桃子(34)が「ずいぶん大きくなったね」と驚きの声を上げたほどだ。
渋野本人も「体重は3〜4kg増えました。飛距離も10ヤードアップした」と胸を張っていたが、この “バストアップ” が、裏目に出ているという。
「肉体改造が2020年の不調の要因ではないか、といわれています。体重増で、たしかに飛距離は伸びましたが、体が大きくなったことで、繊細さが必要となるアプローチの感覚が鈍くなっているんです。
また、肉体改造に合わせてスイングを変えたことも、悪い影響を与えています。パッティングのスタンスがかなり狭く、まだコツをつかみきれていません」(スポーツ紙記者)
一方、「不調の原因はメンタルの問題だ」と指摘するのは、前出のゴルフ専門誌記者だ。渋野といえば明るい性格で “シブコスマイル” が人気。ラウンド中に、ギャラリーと笑顔でハイタッチをするのも日常風景だった。しかし2020年は、明らかに笑顔が減ったという。
「真顔が増えたのに比例して、ラウンド中にお菓子を食べる “モグモグタイム” も減りました。11月6日からの『TOTOジャパンクラシック』で、記者にそのことを聞かれると、『おなかは、すいているんですが…』と苦笑いを浮かべつつ、『ゴルフバッグには、お菓子がめちゃくちゃ入っているんですが、口にする余裕がないんです』と答えていました」(前出・ゴルフ専門誌記者)
おなかがすくと、「集中力がなくなって、リズムが早くなってしまう」と答えていた渋野。今は、大切な栄養補給すらできないほど、目の前のショットに気を取られているということだ。
「そもそも彼女が2019年の全英オープンを制覇できた理由は、どんな大一番でも、鋼のメンタルで強気のショットを打てたから。今の渋野は、我々記者の前ではあえて明るく振る舞っていますが、悩みは相当深い。斎藤トレーナー以下、周囲には冒頭のような弱音を吐いています。メンタルの復調がすべての鍵を握っていますよ」(同前)
“スマイル” なきまま、22歳の誕生日迎えた渋野。美バストはもう十分だから、シブコの笑顔が見たい!
写真・USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
(週刊FLASH 2020年12月1日号)