ファンダイク、全治8か月も? クロップはGKの「危険タックル」に苦言

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プレミアリーグ第5節、エヴァートン対リヴァプールのマージーサイドダービーは2-2のドローに終わった。

VARで取り消されたリヴァプールの得点とともに物議を醸しているのが、エヴァートンのプレーだ。

GKジョーダン・ピックフォードはフィルヒル・ファンダイクに決死タックルを敢行。また、リシャルリソンはティアゴ・アルカンタラへのラフタックルで一発退場になっている。

タックルを受けたファンダイクはわずか10分で負傷交代を余儀なくされたが、ピックフォードにカードは提示されず。『BBC』によれば、ユルゲン・クロップ監督はこう述べていたという。

ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)

「ピックフォードは完全に蹴っている。

ファンダイクが何試合連続でプレーしているのか分からない。彼は痛みを抱えながらプレーしているが、(今回は)プレーできなかった。

(怪我の深刻さは)分からないが、良くはない。

あれは明らかにPKだったが、(オフサイド)フラッグが上がった。それでもファウルは見ているだろうと思ったが、そうではなかった。

ピックフォードが意図的にやったとは言いたくない。だが、GKがボックス内でやれるチャレンジではない」

ピックフォードのタックルを右膝に受けたファンダイクは苦痛に顔を歪めていた(以下動画1分12秒〜)。

『beIN SPORTS』では、前十字靭帯を損傷していた場合には全治7,8か月もありうるとしている。

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ただ、ファンダイクは自分の足で歩いて交代しており、全治については公式発表されていない。クロップ監督は「ティアゴも怪我をしたと言っていた。それを見定める必要がある」と述べる留まっており、2人についての続報を待ちたい。