『ライオン・キング』"偉大な王"となる運命を背負ったシンバたちに注目!

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実写もアニメーションも超えた"超実写版"映像で再び心を震わせる─。圧巻の名曲の数々と、すべての人に"生きる意味"があると気づかせてくれる壮大な物語『ライオン・キング』が、8月9日(金)より公開となる。そんな本作で描かれる苦難や使命を背負いながらも成長するシンバのように、たくましい主人公たちを紹介していきたい。


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■シンバ/『ライオン・キング』

命あふれるサバンナの王国プライドランド。その王であるムファサのもとに誕生したシンバは、1日でも早く父のような王へと近づくため日々奮闘するが、好奇心旺盛でまだ子どもの彼はなかなか王への一歩を踏み出せないでいた。しかしある"悲劇"が起こり、王位を狙う闇に生きるライオン<スカー>の企みにより王国を追放されてしまう。たった一人王国を飛び出したシンバは、未だ見ぬ新たな世界で仲間との出会いを通じて、"自分が果たす役割""王としての使命とは何か"を学んでいく。未熟だったシンバが、出会いや経験を通して、苦難や葛藤を乗り越えながらも一歩ずつ王となる道を歩んでいこうとする。

■ティ・チャラ/『ブラックパンサー』(2018)

突然の父の死によって、世界の誰もが創造出来ないような最新テクノロジーをもつ<超文明国ワカンダ>の新たな王として、父の後を継ぐことになったティ・チャラ。世界を変えてしまうほどのパワーを持つ鉱石<ヴィブラニウム>がワカンダ王国に存在するという"秘密"を守る使命を担うこととなる。予想だにせぬ悲劇によって、心構えもできていないまま国王となったティ・チャラは、昔の婚約者ナキアへの想いも断ち切れず、代々受け継がれた掟と父の遺志の間で葛藤する。しかし、ヴィブラニウムが悪の手に狙われていることを知った彼は、漆黒の戦闘スーツをまとい、ワカンダの守護神ブラックパンサーとして戦うことを決心。葛藤を抱きながらも、その戦いの中で徐々に自分が新たな王としてワカンダを守る覚悟、そして使命とは何かを学んでいく。

■アーサー/『アクアマン』(2019)

アトランティスの王国の血を引きながら、人間として育てられたアーサー。地球で育った彼は普通の人間と思い込んでいたが、ある日、自分が水中に存在する巨大王国アトランティスの相続人であることを知る。アーサーの異父弟にしてアトランティスの王オームが人類の滅亡を企んでいることに気づいた彼は、海の生き物と意思疎通し、水中を高速で移動することができる能力を活かして、人類を守るための戦いに挑むことになる。自分が育ってきた人間界を守るべきか、アトランティスの王として故郷を守るべきか、その狭間で選択を迫られる。

<王>というのは一見立派な立ち位置に思えるが、主人公が新たな王として成長する道のりは、決してラクではない。"王になる"という目標だけに限らず、世の中に生きるすべての人々は<○○になりたい、○○を成し遂げたい>という目標を持っているのではないだろうか。

『ライオン・キング』のシンバのようにある目標を目指す中で、様々な人々との出会い、経験を積むことで、この社会のなかで自分はどのような役割を果たすべきなのか、自分が生まれてきた意味は何なのかを学んでいくというメッセージは、私たちの"人生そのもの"にも直結する。様々な困難や葛藤を乗り越え、プライドランドの王として成長していくシンバを描いた『ライオン・キング』は、あなたの人生にとっても大事なメッセージがきっと見つかるはず。


シンバと父ムファサの心温まる親子の絆にも心を震わせる。『ライオン・キング』は、8月9日(金)全国公開。(海外ドラマNAVI)

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『ライオン・キング』
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