フォード新型「マスタング」販売好調を受け、50周年記念車の追加輸入を決定
フォード・ジャパン・リミテッドはこのほど、4月に発売した新型「マスタング 50 YEARS EDITION」を追加輸入すると発表した。同モデルは受注動向が予想を大幅に上回り、予定していた350台をすでに完売している。
新型「マスタング」は、フォードの低燃費型エンジン2.3リットル エコブーストを搭載した50周年記念モデル「50 YEARS EDITION」が4月11日に発売されている。市場での反響は予想以上に大きく、従来の「マスタング」保有者に加え、欧州車や国産車など他社からの乗換えも数多く獲得したという。
発売から1カ月足らずで予定販売台数の350台が完売となったが、これは2014年の「マスタング」年間販売台数を4割以上も上回る受注を1機種のみで達成したことになる。なおも購入を希望するユーザーが多いことから、フォード・ジャパンおよび本社のフォード・モーター・カンパニーは、世界的にも「マスタング」の販売が好調に推移する中、追加で200台の「マスタング 50 YEARS EDITION」を日本へ輸出することを決定した。
同モデルの価格は465万円(税込)。 今後、フォード・ジャパンでは「マスタング」史上初となる右ハンドルの導入、および5.0リットルV8エンジンとコンバーチブルモデルをラインナップに加えることも予定しており、日本におけるフォード・ブランドの存在感向上をめざすとしている。
(山津正明)