「丁寧な説明」の結末は、「言うだけ番長一任」という議論打ち切りだった。「言うだけ番長」は、「反対意見は尊重するが、いつまでも議論を続けるわけにはいかない。今の財政状況と国債マーケットの動きを考えた場合、ここで決めなければ、ソブリンリスクが高まるとの思いを持っていた。その中での決断だった」と説明した。「言うだけ番長」が「ここで決めなければ」と心配した日本の国債利回りは、相変わらず1%前後で低位安定。