サッカーアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦で9日、広州恒大がホームでソウルFCと1-1で引き分け、アウェイゴール数の差で広州が初優勝を果たした。中国国内では、結果を不服とする韓国人サポーターが中国人サポーターと乱闘騒ぎを引き起こしたようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 サッカーアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦で9日、広州恒大がホームでソウルFCと1-1で引き分け、アウェイゴール数の差で広州が初優勝を果たした。中国国内では、結果を不服とする韓国人サポーターが中国人サポーターと乱闘騒ぎを引き起こしたようだ。

 中国メディア・人民網は10日、四川省成都市の酒場で両チームのサポーターが殴り合いのけんかを起こしたと報じた。記事によると、まず韓国人サポーターが英語で「審判が不公平なジャッジをしている」と不満をこぼしたという。

 これに対して中国人サポーターは「むしろ広州に不利なジャッジだった。2002年ワールドカップの再現だ」と反発。自国代表を侮辱されたとして激高した韓国人サポーターの挑発に中国人サポーターが乗り、口論から乱闘に発展した。記事は、乱闘によって韓国人サポーターが頭部を酒のボトルで殴られたとした。

 豊富な資金力をバックに大型助っ人を招いてチームを強化し、ACLを勝ち上がってきた広州。広州の決勝進出が決まった直後から韓国国内では「助っ人がいなければザコ」などといった挑発的な意見が出ていた。僅差でだったことも相まって、大いに自尊心を傷つけられた韓国サポーターが少なからずいたことは想像に難くない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)