25日深夜放送、TBS「S1」では、今月オークランド・アスレチックスと一年契約を結んだ松井秀喜を、野球解説者・槙原寛己氏が訪問。ニューヨークでインタビューした模様を放送した。

「嬉しかったですよ。一番最初に声かけてくれましたし、絶対必要なんだって強い気持ちで誘って頂いたんで」という松井。オファーについては、「幾つかお話は頂いていましたけどね。日本のチームは何もなかったと思いますけど」と明かしつつ、“もともとアスレチックスファンだった?”と訊かれれば、「そうなんですよ。80年代後半、アスレチックスがすごい強かった時期があったんですけど。カンセコ、マクガイア」と嬉しそうに語った。

来シーズンに向け、「まあ、ちょっと(アスレチックスの球場は)広いですけどね。ちゃんと当たれば、(ホームランは)何本か打ってますから。そんなに悲観はしてないですけど。最低でも20〜30本の間は打ちたいですね」と意気込むも、ビデオレターで登場した上原浩治のもみあげを見ると、「これはダメですね。長すぎですね。気がついたらクローザーやってましたね。その辺の帳尻合わせは天下一品ですね。あいつ来年いないと思ってましたからね。僕より先に契約してましたよ。もし対戦したら、笑っちゃうと思うんですよ」と言いたい放題だった。

また、自身の現役生活についても言及し、「身体は10年前と一緒かっていえば、一緒じゃない。打つことは、そんなに違いを感じていない。まだ技術を色々追求していけるかなって気持ちはあるんですけど、身体がついてこなくなってくると厳しいですよね。全く考えないっていったら嘘になる。かといって、現実的にユニフォーム脱ごうかなとは考えない」と語った。