ファイナルファンタジー4
『FF5』は『FF4』の続編だった!ゲーム史に儚く消えた『FF』初の壮大なストーリー

世界的にも空前の大ヒットとなっている『ファイナルファンタジー』シリーズ(以下、FF)は『ドラゴンクエスト』シリーズと並ぶ巨大人気シリーズとしても知らないものはいないだろう。
その『FF』は、待望の最新作『FF13』がプレイステシーション3からの発売をひかえており、指折り数えて待っているユーザーも多いことだろう。

ところで、いままで発売された『FF』シリーズの特徴に「毎回違う展開のストーリー」というのがある。つまり、シリーズは13作続いているが、1話(ゲーム)完結で、『FF6』と『FF7』が続いたストーリーになるなど、2部構成や3部構成になるといったことは、ないのだ。

●紐解かれる隠れたストーリーの真実
ところが、過去に一度だけ、2作品でひとつのストーリーが完結する『FF』があった。それは、『FF4』と『FF5』である。スーパーファミコンで発売された『FF4』は、セシルを主人公として、仲間のカインたちと冒険を繰り広げる冒険ロマンの物語である。一方、『FF5』も同機種で発売され、主人公のバッツが自分の世界と異世界を行き来して冒険をする感動の話題作となった。

しかし、『FF』ファンならばすでにご存知だろうが、実際の『FF4』と『FF5』は、ストーリーにまったく関連性がない。さらに、ゲームシステムや世界観も違うものとなっている。「絶対に続いたストーリーではない」と誰もが思うこの作品だが、実は『FF5』は本当はファミコンで発売される予定だったのである。

●機種をこえた壮大なストーリー構想の夢と挫折
ファミコンで発売されるはずだった『FF5』は、スーパーファミコンで発売された『FF4』のエンディングのあとのストーリーとなる予定だった。「え? なんでスーパーファミコンのあとにファミコンで発売するわけ?」と誰もが思うだろうが、当時は、スーパーファミコンと並ぶくらい、ファミコンユーザー数が多かったからに他ならない。スクウェアとしては、ファミコンのユーザーにも作品を楽しんでもらいたかったのだろう。

しかし、「スーパーファミコンとファミコンでは、性能があまりにも違いすぎる」という理由から、ファミコン版『FF5』の発売が中止となる。開発もすでに進んでいたが、すべて中止となり、ストーリーもハードも異なる『FF5』が発売されるに至ったというわけだ。確かに、スーパーファミコンのグラフィックや性能で表現された『FF4』のあとで、ファミコンの表示性能で続編をプレイするのは、厳しいものがあったのかもしれない。

もし、『FF4』をファミコン、『FF5』をスーパーファミコンで発売する計画であれば、『FF』シリーズ初の壮大な2部構成のストーリーが実現していたかもしれない。

今となっては、いゲーム史に眠る"儚き夢"と散った幻の『FF』ストーリーとなっている。


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