イブラ、プレーしているだけでも奇跡? 「知ればショックを受ける」ほどの重傷だったと告白

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▽マンチェスター・ユナイテッドに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチのケガは、我々の想像以上にひどかったようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

▽イブラヒモビッチは昨シーズン、4月に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのアンデルレヒト戦で右ヒザ前十字じん帯を損傷。当初は来年1月に復帰することが目されていた。しかし、驚異的な回復力を見せるイブラヒモビッチは、復帰へと加速。最近になってユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が「彼は今年中に戻ってくる」と年内での復帰を示唆していた中、18日に行われたプレミアリーグ第12節のニューカッスル戦でベンチ入りすると、77分から出場して予定よりも2カ月も早い復帰を果たした。

▽凄まじい回復力だけでも驚くべきことだが、イブラヒモビッチのケガは公表されていた右ヒザ前十字じん帯損傷よりも重傷だったようだ。イブラヒモビッチ本人は詳細を語らないものの、明かしている。

「半年間戦線から離脱していたとはいえ、回復を急いではいなかった」

「唯一やっていたことはハードなトレーニングだ。俺の近くにいた人たちは知っていると思うが、1日に5、6時間トレーニングをしていた」

「ケガをした時、俺の中には諦めるという選択肢はなかった。ただ、再びピッチに戻ることができたのは自分だけでなく、復帰のために関わってくれたみんなのおかげだ。もし、みんなが俺のケガについて本当のことを知ると、プレーしていることにさえショックを受けるだろうな」

「ただ、それは自分の中だけにとどめておく。みんなは右ヒザ前十字じん帯損傷だけだと思っていると思う。しかし、ケガの大きさはそれ以上だった。このことについては慎重になるべきだと思っているし、このことについては話さない」