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2016年1月9日、ある『Twitter』ユーザーが、次のようにツイート。

それによると、あるフリーペーパーの発行元がユーザーのツイートを「ご紹介したい」とダイレクトメッセージ(DM)で申し出、「一点につき500円で掲載したい」と記載。それに対し、ユーザーが「誹謗中傷や反社会的なことに使用せず、事前・掲載時に連絡をくれれば無料で結構です」と返信したところ、再度のDMで「誤解があるので補足させて頂きます」とのこと。なんと、500円を払うのはフリーペーパー側ではなくユーザー側という指摘がなされていました。
それに対し、ユーザーは以下のようなツイートを掲載するように希望。

「とあるフリーペーパーの担当者から『あなたの素敵なツイートをひとつ500円で紹介させてくれませんか?』と連絡が届いたので『無料でいいですよ』と返信したら『500円を払うのはあなたです』と言われました。お金を払ってまで紹介される必要はないけどせっかくなのでネタに利用したいと思います。」

これに対して、上記のようにフリーペーパー側の返事はないということ。

あまりにも常識はずれなこのDMのやりとりを公開したユーザーのRTは21000を突破。ネットでは、

「意味わかんないですね」
「最高にcoolな返し」
「実在する会社なのだろうか」
「会社名を出して問題ないのでは」

と、ユーザーの対応への賞賛やフリーペーパーの発行元に対する非難、さらには会社の存在を疑う声や、社名を晒しても問題ないのでは、といった声が集まっていました。

日本生活情報誌協会によると、2014年のフリーペーパー・フリーマガジンの広告費の調査の対象となったのは1313社。その多くの広告収入は1000万円未満(16.3%)で、イベントプロモーションや編集委託といった仕事を受けていない事業所も増えているという結果が出ています。詐欺にも見えるDMですが、案外本気で「500円でツイート掲載」ということに価値があると信じていた可能性もあるのではないでしょうか。

※画像は該当ツイートより
https://twitter.com/chou_nosuke/status/685672671388930048 [リンク]