夜が怖くなるほど不眠が深刻なときはどうすればよいのか。エッセイストの松浦弥太郎さんは「走っている、その瞬間だけは、いろんな心配事が頭から消え、無心になることができた。この『無心になれる』ということが、僕にとってすごく救いとなった」という――。※本稿は、松浦弥太郎『眠れないあなたにおだやかな心をつくる処方箋』(小学館)の一部を再編集したものです。■生まれてはじめての睡眠障害四〇歳で『暮しの手帖(て