レアルもローマMFストロートマンに興味…冬の市場で獲得かと伊紙報道

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 レアル・マドリードが1月の移籍市場でローマに所属するMFケヴィン・ストロートマンの獲得を目指していることが明らかになった。13日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ストロートマンは、3月に左ひざを負傷し長期離脱を強いられており、今夏に行われたブラジル・ワールドカップの出場は叶わなかった。しかし昨シーズン前半にローマを牽引した才能には多くのビッグクラブが興味を示していた。特にマンチェスター・Uの名前は幾度となく挙がっていたが、さらに今回はレアル・マドリードも獲得に乗り出している模様となった。

 レアル・マドリードには今夏、ドイツ代表MFトニ・クロースやコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが加入した一方で、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアやMFシャビ・アロンソを放出している。その影響で組み立てが上手くいかない場面が目立ち、リーガ・エスパニョーラ第2節のレアル・ソシエダ戦で早くも今シーズン初黒星を喫している。そのためストロートマンに白羽の矢が立った。

 しかしローマとしては、ストロートマンを売りに出す予定は無く徹底抗戦する模様。だがもちろん莫大な移籍金を積まれれば取引を断ることは難しく、それに備えてかパリSGのMFアドリアン・ラビオに強い関心を示していることが報じられている。

 レアル・マドリードは13日、ホームでリーガ・エスパニョーラ第3節でアトレティコ・マドリードとのマドリード・ダービーを迎える。