ギラヴァンツ北九州は5日、1日に行われた天皇杯・福岡県予選決勝で退場となったFW永井龍への懲罰とクラブ内部調査の結果について発表した。

 福岡予選決勝で北九州は福岡大と対戦。3-2と北九州がリードして迎えた後半アディショナルタイムに両チームの選手による衝突が発生。プレーを止める審判の笛が鳴った後にMF吉長真優がボールを大きく蹴り出すと、福岡大の選手が吉長を押し倒して両チームが入り乱れる一触即発ムードに。その輪に加わった永井は相手に詰め寄り、ユニフォームを引っ張るなどして一発退場となっていた。なお、試合は3-2で北九州が勝利している。

 福岡県サッカー協会規律委員会は永井に2試合の出場停止処分を科した。さらに本事象を重く受け止めたクラブは内部調査を実施し、主審の笛がなった後に不必要に大きくボールを蹴り出す行為を行った吉長、相手選手のユニフォーム背部を掴み引っ張る行為を行った永井、両チーム選手による近距離での接触が発生する中で、相手選手を後ろから押す行為を行ったMF平松昇に対し、厳重注意及び指導を行ったようだ。

 なお、公式記録上では「乱暴」との理由で退場となった永井だが、クラブの調査において、乱暴行為は行われていないことを確認したという。

 また、クラブは一部選手及びその家族、福岡大学の選手関係者等に対し、SNS上において誹謗中傷や人格を否定するような投稿、過度な批判等が確認されていることを報告。「悪質な誹謗中傷や強迫行為と判断される書き込みに対しては、関係機関と連携の上、法的措置を含めた厳正な対応を検討して参ります」とコメントしている。