電子たばこ

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2026年6月17日、北京日報系のメディア・長安街知事は、中国政府が若者の間で「ハイになる電子たばこ」として乱用されているチレタミンなど16種類の物質を新たに規制対象に加えたと報じた。

記事は、国家禁毒委員会弁公室の単葉驊(ダン・イエホア)副主任が、2025年以降のモニタリングで乱用の深刻化が確認されたチレタミンなど16種類の物質を「非薬用麻薬・精神薬物目録」に追加すると発表したことを紹介。今回の追加により中国で規制対象となった非薬用麻薬・精神薬物は412種類に増えたと伝えた。

そして、チレタミン成分を含む電子たばこを長期間低用量で吸引すると、幻覚や意識混濁、神経損傷を引き起こしやすいと説明。依存性が強く、高用量では全身麻酔や呼吸抑制、さらには死亡に至る恐れがあるとした。

その上で、地下の加工工場で不法に製造されたチレタミンが「ハイになる電子たばこ」に大量添加され、主に青少年の間で吸食・乱用されている実態に言及。具体的な事例として、今年2月に上海市徐匯区人民法院が動物用麻酔薬のチレタミンを電子たばこ製造に使用し、計170万元(約4000万円)余りを販売した被告に対し、粗悪品製造・販売罪で懲役8年11カ月、罰金100万元(約2400万円)の判決を下したことを紹介した。

記事はまた、動物用麻酔製剤として承認されている「塩酸チレタミン」が今回の規制から除外されることに触れ、人間への使用を防ぐために当局が二次元コードによる追跡制度の実施やネット販売の禁止など厳格な管理下に置く姿勢を示したことを伝えている。(編集・翻訳/川尻)