夏は飲み物などを冷蔵庫から出し入れする回数が増え、家族が何度も開け閉めするうちに、ごちゃついてしまうことも。今回は、小5・小3・年長の3姉妹を育てる整理収納アドバイザー1級の高岡麻里恵さんが実践する、夏前に見直してよかった「冷蔵庫収納」のポイントを3つ紹介します。

1:飲み物スペースを先に決める

夏になると増えるのが、麦茶や水、ジュースなどの飲み物。以前は冷蔵庫のあきスペースに適当に入れていたので、飲み物が取り出しにくいこともよくありました。とくに夏は家族がよく出し入れするため、置き場所が毎回変わり、プチストレスに。

【写真】高岡さん宅の麦茶収納

そこでまず、麦茶や水を置くスペースを先に確保するようにしました。現在はtower(山崎実業)の「冷蔵庫ドリンクサーバー」を使い、麦茶の定位置を決めています。よく使うものほど収納場所を決めておくことで、迷わず取れるようになり、時短にもつながって家事ストレスが減りました。

2:“なんとなく置き”を減らして、迷子になる食材をなくす

先ほどのドリンク収納にも言えますが、「とりあえずここに置いておく」習慣は冷蔵庫が散らかる原因のひとつ。しまう場所が毎回違うと、同じものを買ってしまったり、賞味期限ぎれに気づかなかったりすることもありました。

そこでざっくりと食べ物の定位置を決めるように。たとえば、

・朝食用のジャム・バター・スプーンセット
・調味料
・つくりおきや残りもの
・納豆・豆腐などのよく使う食べ物

などは家族も食べやすいよう、なるべく手前へ置いたり、トレーやケースに入れ、ひとまとめにしています。反対に、あまり使わないものは奥へしまいます。

冷蔵庫収納で気をつけているのが、「自分だけがわかる片付け方」にしないこと。私はわかっていても、家族から「どこにある?」と聞かれたことが何度もありました。家族構成や生活スタイルによって変わりますが、「使う人が取りやすい場所」に置くことがポイントだと感じています。

3:食品は「7割収納」。余白を残して管理しやすく

冷蔵庫のあきスペースがあるとつい詰め込んでしまいがち。しかしギュウギュウに詰め込むと奥にあるものが見えなくなり、結果的に食品ロスにもつながります。

そこで冷蔵庫の中に少し余白をつくるようにしてから、食材の管理がしやすくなりました。わが家では、冷蔵庫の中を7割程度に保つことを目安にしています。新しく買ったものを置くスペースがあると、買い出し後の片付けもラクになります。

以前は「あいている場所がもったいない」と感じていましたが、今は最大限入れるのではなく、毎日の使いやすさを大切にしています。

夏前こそ、冷蔵庫を見直すタイミング

本格的な夏になる前は、冷蔵庫を見直す絶好のタイミング。とくにチェックしたいのは、

・期限がきれているもの
・使いかけで残っているもの
・家族の生活変化で使わなくなったもの

など。冷蔵庫は毎日使う場所だからこそ、整えると効果を実感しやすい場所です。

「キレイな収納にしなきゃ」とがんばるよりも、「家族が使いやすいかな?」という視点で見直すだけでも十分だと感じています。夏の暑い時期に、探す・迷う・片付ける時間を減らすためにも、今のうちに冷蔵庫の仕組みを整えてみませんか。