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 ◇インターリーグ ドジャース―ホワイトソックス(2026年6月12日 シカゴ)

 ドジャース佐々木朗希投手(24)が12日(日本時間13日)、敵地でのホワイトソックス戦に先発。勝利投手の権利を得る目前で突然、変調をきたし、5回途中で降板した。4回1/3を投げて7安打を浴び、日米を通じて自己ワーストの7失点。今季4勝目はならなかった。

 初回からエンジンは全開だった。先頭のアントナッチを98.5マイル(約158.5キロ)直球で二ゴロに打ち取ると、続くバルガスはスプリットで左飛。3番・ベニンテンディに右越え先制ソロを許したが、慌てることはなかった。4番のC・モンゴメリーをレギュラーシーズン最速となる100.7マイル(約162.1キロ)直球で力ない三飛に仕留めて、初回を最少失点で立ち上がった。

 失点直後の2回、味方が逆転に成功すると、リズムに乗った。2回以降は直球を軸に球速差を付けたスプリットで凡打の山を築き、スコアボードに「0」を並べた。しかし落とし穴は5回に待ち受けていた。先頭のピーターズにこの日初めての四球を与えると、ロモ、アントナッチに連打を浴びて同点。さらに無死一、三塁から2番・バルガスに右越えの勝ち越し適時二塁打を許した。

 無死二、三塁からベニンテンディを空振り三振に仕留めたが、C・モンゴメリーに四球。さらにB・モンゴメリーにも四球を与え、押し出しで失点。佐々木は痛恨の押し出し四球に天を仰ぎ、厳しい表情でわずかに首をかしげた。1死満塁とした時点でロバーツ監督から交代を告げられた。その後、塁上に残した走者が全て生還したため、佐々木の失点は7となった。

 前回登板の5日(同6日)エンゼルス戦では自己最長タイの7回を投げ、2安打無失点と完璧に試合をつくった。4勝目こそ付かなかったが、メジャー2年目で自己最多の10三振を奪い、先発登板では通算19度目で初めて零封。直球はレギュラーシーズン最速の100・6マイル(約161・9キロ)を計測し、今季から取り入れた高速スプリットとのコンビネーションが抜群にさえた。

 シーズン序盤は制球力、球威不足に苦しんだが、前回登板後には「思ったところにボールがいくようになった。精神的な変化より、技術的な変化がほぼ全て」と胸を張った。5月以降、この試合前まで6度の登板では、すべて5回以上を投げ、3度のクオリティ・スタート(6投球回以上、自責点3以内)をマーク。5月以降の防御率は2.55と安定感を見せていた。