K-POP女性グループのドロ沼いじめ騒動、“被害者”が2度目の暴露「メンバーから謝罪はなかった」

写真拡大 (全2枚)

K-POPガールズグループ「T-ARA(ティアラ)」のいじめ問題が12年ぶりに再浮上したなか、元メンバーのファヨンが2度目の暴露文を公開した。

【写真】T-ARAメンバー、圧巻スタイルのスイムウェア姿

11月18日、ファヨンは自身のインスタグラムを更新。

一枚の真っ黒な画像とともに、「最近騒がしかった“T-ARAいじめ”事件で、大衆の皆さんに意図せず疲労感を抱かせた点を心より謝罪申し上げます。この12年間、私と私の家族は偽りの内容、数多くの憶測と度を越えた悪質コメント、根拠のない盲目的な非難と脅迫、いじめを受けてきました。ただ、これ以上沈黙することができず、インスタグラムに私の立場文を載せるしかなかったという点をご了承ください」とし、長文の文章を掲載した。

ファヨンは「先週、立場文を載せた後、私は何よりもあの人たちの心からの謝罪を待っていました。ですが、現在まで何の立場表明もしないキム・グァンス代表とT-ARAメンバーに、もはやどんな期待もしないことにしました」とし、「ただ、私と私たち姉妹が今からでも真実を語ることができた点、数多くの誤解と濡れ衣から抜け出すことになった点を慰めとしようと思います」と伝えた。

そして、「追加の立場説明が必要だと判断し、長文を掲載します」とし、双子の姉ヒョヨンがT-ARAの元メンバー、アルムに当時メールを送った過程について言及した。

ファヨンは「当時、私が新メンバーのアルムを妹のように大事にして面倒を見ていましたが、T-ARAメンバーたちとアルムのさまざまな仲違いによって傷つき、姉(ヒョヨン)に“心が痛む”という連絡をし、これに姉がアルムにメッセージを送りました。これと関連し、姉とアルムは数年前に個人的にお互い謝罪し、仲直りした状態でした」と当時の状況を説明し、「キム・グァンス代表は当事者たちの正確な確認なく番組に出演し、姉のメッセージの内容を社会的に公然とばら撒き、個人の利益だけのために悪意的に使用するなど、再び度私と姉、そしてアルムに精神的な被害を与えました。これは明らかな名誉毀損です」と主張した。

また、特にキム・グァンス代表がT-ARAのいじめ事件を傍観したとし、「全員が私とルームメイトになることを拒否し、宿舎で部屋なく居間で生活した記憶、数多くの暴言、非難、暴行など、T-ARAのいじめ事件は依然として私の最も大きな傷として残っています」と強調した。

(写真提供=OSEN)ファヨン

ファヨンは過去に大きな批判を受けた“シャンプー発言”騒動についても釈明した。

シャンプー発言”騒動とは、2017年3月に放送されたチャンネルAのバラエティ情報番組『風の便りに聞いたでSHOW』(原題)でT-ARAのいじめ問題が取り上げられた際、過去にT-ARAのスタイリストを務めたキム・ウリ氏が「ファヨンは髪を洗ってくれるヘアスタッフを“シャンプー”と呼んでいたそうだ。例えば“シャンプー、行こう”という風に読んでいた。それで、スタッフの間で良くない噂が広まった」と語ったことで、ファヨンの態度が失礼だと物議を醸したものだ。

これについてファヨンは、「キム・ウリさんはキム・グァンス代表との縁でT-ARAのスタイリストを担当しました。ですが、私が合流した際はT-ARA担当のスタイリストではありませんでした。私は一度もキム・ウリさんにお会いしたことも、対話したこともありません」とし、「キム・ウリさんはとあるバラエティ番組に出演し、私がショップ(サロン)のヘア担当スタッフに“シャンプー、行こう”と発言したとして人間性に問題があると言及し、“T-ARA暴露戦に対して断固として申し上げることができる”としてT-ARAに過ちがないと発言されたのはすべて偽りです」と否定した。

そして、「事実を正確にお伝えすると、私はキム・ウリさんが言ったその“サロン”に通ったことがないだけでなく、インタビューされた方とも一度も面識がありません。計画された映像であり、これもまた明白な名誉毀損です」とし、「その後、インスタグラムにこれは事実ではないと明らかにすると、キム・ウリさんは放送社の“悪魔の編集”だとし、自身の嘘を放送社の責任に転嫁する無責任な姿を見せました。キム・ウリさんとしては“違うなら良いけど”程度かもしれませんが、私はキム・ウリさんの“シャンプー発言”以後、未だ数多くの悪質コメントに苦しめられ、苦痛を受けています」と伝えた。

最後に、ファヨンは「いじめは私たちの社会で殺人と同じだと思います。私と私たち姉妹はこれ以上望むことはありません。このことを忘れたいだけです。キム・グァンス代表がなぜこの話をまた公論化するかは理由がわかりません。これ以上の推測と悪質コメントを防ぐために、真実をお伝えしたいだけです」とし、「私たちのためにもキム・グァンス代表とT-ARAメンバーたちを許し、理解し、私たちが受けた傷から回復するためにさらに熱心に生きていきます」と強調した。

それとともに、「今後、私と私の家族のためにも、ユーチューブを含む虚偽事実の流布と悪質コメントに関しては、より一層断固とした法的対応措置を取ることを申し上げます。長文を見てくださってありがとうございます」と明らかにした。

なお、T-ARAは去る2009年7月、コアコンテンツメディアから当初6人組としてデビューしたガールズグループ。2011年9月には日本デビューも果たし、2017年12月限りで事務所との契約が満了となった後、現在はキュリ、ウンジョン、ヒョミン、ジヨンの4人組として活動している。

ファヨンは1993年4月22日生まれの31歳。2010年7月にT-ARAに加入したが、2012年7月にグループを脱退。現在は女優として活動している。双子の姉ヒョヨンも女優として活動中だ。