ソフトバンク・風間が現状維持の推定1000万円で育成選手として契約更改 1桁背番号よ もう1度
ソフトバンク風間球打投手(21)が16日、筑後ファーム施設で契約更改。来季から育成選手として再契約し、現状維持の1000万円(推定)でサインした。
一桁の背番号「1」が、一気に3桁となる。球団から番号はまだ伝えられていないが「濃い3年間でしたし、悔いが残る3年間でもあった。ここからは気持ちを切り替えてやるだけです」と何とか前を向いた。
課題は制球面。自覚もしている。ノースアジア大明桜(秋田)で3年夏に甲子園に出場。最速152キロをマークするなど世代屈指の剛腕として注目され「球打」の名前も話題となった。21年のドラフト会議で単独1位指名されて入団もケガに泣いてきた。
1年目から右肘と右膝を故障し、2年目は腰椎分離症に苦しみながら3、4軍戦で実戦登板を重ねた。今春から制球面や投球フォームから見つめ直し、中継ぎでウエスタン・リーグ戦にデビュー。6試合に登板で計5回、被安打4、3四球、4失点。防御率5.40だった。「コントロールをつけながら、上の舞台で投げられたらいい」と今オフは単独での自主トレも視野に、再起を自らに言い聞かせるように話していた。