TOTOのトイレ(2016年3月撮影)

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 TOTO(北九州市)は16日、トイレをテーマに毎年募集している「トイレ川柳」の入賞作品を発表した。

 20回目の節目となる今年は過去2番目に多い3万9888点の作品が寄せられ、最優秀賞には、世代を超えて使い続けている状況を詠んだ「亡き祖父の 手書き九九表 トイレの戸」を選んだ。

 20回記念賞には、川柳を通じてトイレのことを考える日々を表した「川柳が くれるトイレと 向き合う日」を選出。TOTOによると、今回は昨年に比べて職場でのトイレの様子を詠んだ句も多く、コロナ禍を経て「オフィスへの出社が増えている状況がうかがえた」としている。TOTOは11月10日から、佳作を除く入賞作20点を印刷したトイレットぺーパー(税込み350円)を全国の書店などで販売する。