手のひらでボルダリングの感覚が楽しめる知略ゲーム「Boulderball」で遊んでみた
こちらは「かいサポ（お買いものサポーターチーム）」が編集・執筆した記事です。
パリ五輪におけるクライミング日本代表の大健闘は記憶に新しいことでしょう。そんな注目のニュースポーツの感覚を手のひらサイズで楽しめるゲームがあります。
それが、今回ご紹介する「Boulderball」というイタリア生まれのカラフルなボールです。なんでも、このゲームに必要なチカラはボルダリングに必要なスキルと同じなのだとか。
大人でも満足できるおもちゃなのか、今回は実際に遊んでみました。
カラフルでデコボコしたボールが届いたよ
「Boulderball」には、カラフルな本体のほかクライミングルートが書かれたカード、説明書、滑り止め用のチョークが入っていました。追加で必要なアイテムなどはなくすぐに遊びはじめられます。
今回はサンプルということで完成品の状態で届きましたが、本来は、最初に簡単な組み立てが必要なようです。付属の説明書は外国語で書かれていますが、QRコードから日本語版をチェックできたので、問題なく読解できました。
3本指でデコボコを攻略せよ！
遊び方は、ルートカードに示された通りに、ボールを落とさないように気をつけながらデコボコからデコボコへと指を移動させていきます。このとき、使える指は3本まで。一見簡単そうに見えますが、やり始めると意外と単純ではなかったんです。
ルートカードは13種類あり、番号が上がるにつれて難易度も上がって行きます。最初の1~3番くらいはスイスイとクリアできましたが、それ以降からは苦戦しはじめました。
特に「DYNO」の指示が出てくるともう大変。
クライミング用語で「飛びつく」という意味の単語なのですが、名前の通り、デコボコからデコボコへと、一旦指を離してつまみにいかなければいけないのです。何度も何度もやり直して、できたときの快感と言ったらありません。気づけば小一時間くらい夢中で遊んでいました。
余談ですが、できるようになるまでは何度もボールを落とすので、ソファの上などの落としても傷がつかない場所で練習するのがおすすめです。
集中力や創造力が身につくんだって
「Boulderball」で遊ぶことで、ボルダリングで必要な指遣いが身に付くそうですが、鍛えられるのはボルダリングスキルに限ったことではありません。
そもそもボルダリングには、状況を見極めて壁を攻略する創造力や、集中力、最後まで諦めない意志力や指先を細かく動かす巧緻性などが必要。これらをどこでも好きな時にトレーニングできるようにしてくれたのが「Boulderball」なのです。
なんとも奥深いおもちゃですが、開発にスポーツ科学と認知科学の専門家が携わったというから、納得がいきました。
これは大人でも夢中になってしまうわけです。
インテリア性もあるヨーロッパデザインがイイ
本棚に置くとオブジェのよう。インテリア感覚で飾って楽しめる見た目はさすがヨーロッパデザインという感じで気に入りました。
普段は飾っておいて、仕事が煮詰まったときに取り出して遊ぶと良いリフレッシュになりそうでしたよ。ついつい夢中になってしまうので、仕事が手につかなくならないようにだけは注意が必要ですね。
なお、商品ページには、ここでは紹介しきれなかった開発秘話やプロボルダーの感想なども掲載されていました。「Boulderball」が気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。下記のリンクからアクセスいただけます。
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Photo: にしやまあやか
Source: CoSTORY
