日本代表の森保一監督【写真:Getty Images】

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アウェーバーレーン戦で5-0と快勝

 森保一監督の率いる日本代表は、9月10日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦でバーレーンと対戦した。

 ホームでの初戦で中国代表に7-0と大勝した森保ジャパンは、アウェーのバーレーン戦でも大量ゴールを挙げて5-0で勝利。試合後のフラッシュインタビューで、森保監督は「これから厳しい戦いがまたまだ続くと思いますので、一緒に戦ってもらえたらと思います」と気を引き締め直した。

 立ち上がりから圧倒的に攻めた日本だったが、前半はFW上田綺世のPKの1点にとどまった。それでも後半の立ち上がりに上田が2点目を決めると、MF守田英正も2点を加える。選手交代を行ったなかで、途中出場のFW小川航基もダメ押しゴールを決めて5-0とした。

 直近2度のアジア最終予選では黒星スタートとなっていた日本だが、今最終予選は2試合を終えて2連勝12得点無失点と最高のスタートを切った。森保監督は、前半は苦しんだアウェーゲームの難しさについて「もちろん、ありました」と言い、「相手のホームのサポーターの後押しとこういう環境のなか、ホームの利点を生かしてきたと思います。そこで難しい状況のなかでも選手たちは粘り強く戦ってくれたおかげで、得点、ペースを握ることができたと思います。選手たちがこの難しい環境のなか、どアウェーのなか、本当に良い準備をしてくれて、この試合を戦ってくれたと思います」と、選手たちを称賛した。

 続けてハーフタイムの指示を問われると、「まずは続けることかなと思います。相手も体力のある時は我々の攻撃に対処してきていたところ、続けることによって相手も体力的にも、集中力も切れてくる。選手たちが続けてくれた結果かなと思います」と語り、継続して攻め続けられたことを勝因に挙げた。

 最後に応援してくれるサポーターに向けて「今日の試合に勝って、日本国内、そして全世界にいる日本人、日本のサポーターに勝利を届けようという気持ちで、選手たちは頑張ってくれました。まずは勝利を届けられてよかったなと思います。深夜にもかかわらず我々の応援をしてくださり、声援を送ってくださったおかげで選手たちが躍動できました。感謝を申し上げたいですし、これから厳しい戦いがまたまだ続くと思いますので、一緒に戦ってもらえたらと思います」と、今後の戦いに向けた想いも口にした。(FOOTBALL ZONE編集部)