松浦気象予報士「米軍は発達させる予測」

みなさんこんにちは。マニアック天気へようこそ。気象予報士の松浦悠真です。新たに発生する台風の最新情報です。

マリアナ諸島にある熱帯低気圧の動向については、午前中と大きな変化はありませんが、特に発達具合に注目する必要があります。松浦氏は「発達具合が少し強めになってきている」と警鐘を鳴らします。現在の衛星画像や水蒸気画像を見ると、熱帯低気圧の周辺では多量の水蒸気が含まれており、寒冷渦の影響がなければ発達が進む可能性があるとのことです。

最新の進路予想によれば、沖縄に接近時には気圧が985hPaになる見込みで、松浦氏は「これは他の海外モデルと少し異なるが、発達の可能性が高まった」と説明します。また、「早ければ土曜日に沖縄付近に接近する」とのことで、注意が必要です。さらに、海外モデルの最新の計算によれば、アメリカのGFSが台風の気圧を957hPaまで下げる予測を示しており、他のモデルも同様に発達傾向を示しているとのことです。

米軍の予測でも沖縄付近を通過する際に風速が最大100ノット（約50メートル毎秒）に達する可能性があり、松浦氏は「このぐらいの風速になると暴風域を伴う可能性が出てくる」と強調します。日本とアメリカで風速の計算方法が異なることも踏まえて、さらなる警戒が必要です。

動画の最後には、「熱帯低気圧が台風になるまでもう少しですが、影響は大きく出てくる可能性が高い。最新の情報を随時更新していくので、次の動画もお待ちください」と締めくくりました。また、マニアック天気のメンバーシップについても紹介し、「コメントの優先返信やメンバーしか見られない動画、質問し放題のライブ配信など特典があるので、ぜひ加入を」と呼びかけました。