昨年6月、クロアチアで開催された大会でプレーするカナダ人のオリバー・リウーさん/Hrvoje Jelavic/Sipa USA/AP

(CNN)かつて世界で最も背が高い10代の記録を持っていたカナダ人男性、オリバー・リウーさんが米フロリダ大学バスケットボール部の選手名簿に登録された。8歳で約185センチ、小学校6年で214センチ近かった身長は今や約236センチ。史上最高身長の大学バスケ選手になりそうだ。

リウーさんは昨秋、フロリダ大バスケ部への進学を決めた。スカウト情報を扱うウェブサイト「247スポーツ」によると、当時、モントリオール出身のリウーさんの身長は約229センチだった。

現在18歳のリウーさんは今も背が伸びている可能性がある。今回登録された身長は、2007〜11年にフロリダ工科大学などでプレーした従来の記録保持者、ポール・スタージェスさんの約234センチを上回る。

リウーさんが米プロバスケットボール(NBA)入りした場合、NBAでも史上最高身長になる。

リウーさんは今回の記録について公に言及していないものの、過去には自身の高身長を気に入っていることを公言していた。16歳でギネス・ワールド・レコーズのインタビューを受けた際には、背の高さを理由に注目され、人々と交流する機会が持ててうれしいとコメント。すべてを高い位置から見下ろせるため、「試合中は強みになる」とも語った。

リウーさんは高身長一家の出身で、ギネスによると、父親は約203センチ、母親は約188センチあるという。

リウーさんがバスケを始めたのは5歳のとき。当時ですら、背の高さから相手チームに年齢を疑問視されていた。高校では相手も試合中にひるまず、高身長ゆえに一段と厳しいマークを受けることになった。

ただ、世界で最も背の高い男性の座はトルコ人農家のスルタン・コーセンさんのものだ。コーセンさんの身長は253センチ近い。