オランダ代表に追加招集されたザークツィー photo/Getty Images

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EURO2024本番を前に負傷離脱者が複数出てしまい、オランダ代表はメンバーの再編を迫られた。

その中で注目すべきは、追加招集となったボローニャ所属FWジョシュア・ザークツィーだ。オランダの前線では絶対的リーダーのメンフィス・デパイがいるが、今季ザークツィーはボローニャのエースとしてセリエAで11ゴール4アシストと印象的な成績を残している。そのインパクトは今季のデパイ以上のものがあり、本来は代表にふさわしい選手だ。

オランダ『NOS』によると、チームメイトもザークツィーの追加招集を喜んでいる。ボローニャでも一緒にプレイしてきたMFイェルディ・スハウテンはザークツィーのことをワールドクラス候補のストライカーと絶賛する。

「ジョシュアのことは以前から知っているからね。彼は毎年のようにどんどん良くなっているし、すでにレベルが非常に高い。彼はもっと良い選手になれるよ。その可能性を僕は誰よりも知っているんだ。彼を他の選手と比較するのは好きではないけど、ワールドクラスの選手になる可能性を秘めていると思う。彼が代表に入るのは当然だと思うし、彼には多くのことを期待しているるよ」

ザークツィーは193cmのサイズに加え、ボローニャでは青年指揮官チアゴ・モッタの指導でゲームビジョンの部分もかなり成長している。実力的にはオランダの1番手FWになってもいい人材で、この追加招集を喜んでいるオランダのファンは多いはずだ。