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 C大阪DF毎熊晟矢(26)に、オランダ1部AZアルクマールから完全移籍でのオファーがあったことが12日、明らかとなった。

 クラブ関係者はオファーを認めた上で「いろいろなところと詳細を詰めていかなければいけないので、まだこれから」と最終決定は先としたが、移籍への支障は大きくないもよう。早ければ今月中にも現地入りする見込みだ。

 毎熊は桃山学院大から20年にJ2長崎に入団。大学時代はFWとして鳴らしたが、右サイドバックへのコンバートで存在価値を高め、22年にC大阪へ完全移籍。昨年9月、日本代表に初選出され、年明けのアジア杯ではレギュラーとして活躍した。今月の26年W杯北中米大会アジア2次予選の6日ミャンマー戦、11日シリア戦では招集外となったが、本大会出場を目標とする毎熊にとっては大きなステップアップとなる。

 AZアルクマールには日本代表で定位置を争うDF菅原由勢(23)が所属しているが、移籍が浮上しており、右サイドバックが手薄になることからオファーしたとみられる。