『NCIS』通算1000話を達成!ゲスト出演した『NCIS:LA』ケンジーが舞台裏を語る

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米CBSで4月15日(月)に、『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シーズン21第7話「A Thousand Yards(原題)」が、『NCIS』フランチャイズで通算1000話目となるエピソードとして放送された。この記念すべき回に、『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』のケンジー・ブライ役で知られるダニエラ・ルーアがカムバックし、その舞台裏について語っている。

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『NCIS:ハワイ』撮影中に本家に登場!

通算1000話目のエピソードでダニエラは、MTAC(米国海軍省の複合脅威警報センター)のビデオ会議に参加する形で登場し、米TV Lineのインタビューで、そのシーンはハワイで撮影したと明かした。ダニエラは、『NCIS:ハワイ』シーズン3第7話「The Next Thousand(原題)」で監督を務めるためにハワイに滞在していたそうで、メガホンを取っている合間を見て、1000話目の出演シーンを撮影したと説明している。

「実は、ハワイで監督をしていた時に撮影したんです。製作チームに、“あなたのスケジュールに撮影を入れられますか?”と訊かれて、“ハワイに居るように見えてはいけないな”と思いました。だから、ケンジーが彼女の車にいるように見せるためにケンジーの車の写真を見直して、出来るだけ似たような車を見つけました。正直なところ、彼女がどんな車に乗っていたのかさえ思い出せなかったんです。ハワイのエピソードに夢中になっていましたからね。だけど、それ以外に方法はなかったんです。1000回目のエピソードに参加させてもらえるだけで非常に光栄でした。あまりにも大きなイベントですからね」

監督と出演のかけもちで、しかも本家シリーズの舞台とは違うハワイにいたダニエラは、車からビデオ会議に参加する形でしか、第1000話に出演する方法はなかったようだ。

またダニエラは、自身が監督した『NCIS:ハワイ』のエピソードでは、主人公ジェーン・テナント(ヴァネッサ・ラシェイ)の背景やトラウマを掘り下げたと振り返っている。「どれほどキャスト全員が素晴らしかったか、言葉では言い表せません。 特にヴァネッサは、自分の中に深く掘り下げるべきものを全て持っていて、“これを一緒に探ってみましょう”という感じで、すごくチャレンジ精神が旺盛だったんです。みんなも違うことに挑戦したがっていたし、事件そのものに関しては、すごくダークな展開に陥ってしまいました」と答え、これまでに番組で扱ったことがない要素を取り上げたとも明かした。

今後もダニエラが、『NCIS』フランチャイズに携わるのかどうかは不明だが、本家シリーズはシーズン22の製作が決定しており、『NCIS:ハワイ』もシーズン4への更新が見込まれているため、何らかの形でカムバックすることを期待したい。

『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シーズン1〜20、『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』全14シーズン、『NCIS:ハワイ』シーズン1〜2は、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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