エフフォーリアの半弟が去勢明け初戦 再出発Vなるか
エフフォーリアの半弟ヴァンガーズハート(セ4、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、土曜中山9Rのノエル賞(3歳上・1勝クラス・芝1600m)で2勝目を狙う。
ヴァンガーズハートは父ハービンジャー、母ケイティーズハート、母の父ハーツクライの血統。曾祖母ケイティーズを祖とする名牝系の出身で、半兄エフフォーリアは21年に皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念を制覇。半妹のペリファーニアは今年の桜花賞で3着だった。
ここまで7戦1勝。3歳夏の未勝利で初勝利。しかし、その後は1勝クラスで4戦して、全て2番人気以内に推されながら、10着、6着、3着、8着と結果を残せないでいる。その最大の原因は気性面にあるとみて、陣営は去勢を決断。今回は約4カ月半ぶりの復帰戦となる。
偉大な兄を追って、ここから快進撃となるか。セン馬となって見違えるような走りを見せてくれることを期待したい。
