40代、「夏でも髪がサラサラ」になるワザ3つ。美容師が教える“傷み”の減らし方
紫外線によるダメージやエアコンの乾燥などで、夏は髪の毛にとって厳しい季節。「なんだか髪がきしんでいる…という方は肌同様、髪の紫外線対策をしましょう!」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。今回は40代の読者をモデルに、夏に効果的なヘアケアについて教えてもらいました。
肌だけで大丈夫?夏の紫外線ケアは髪と頭皮も!
さとゆみ:最近、髪がきしんできているような気がします。
八木ちゃん:それ、紫外線の影響も大きいと思います。夏の強い紫外線や、エアコンによる乾燥など、夏は髪と頭皮にとって、とても厳しい環境なんです。
さとゆみ:帽子をかぶったり、日傘をさしたりするのがいいというのはわかっているのですが、TPO的に難しかったり、荷物が多くて日傘を持てない日があったりするんですよね。
八木ちゃん:そういうときにおすすめなのが、髪用のUVスプレーです。
●髪と頭皮の日けや止めスプレーの使い方
さとゆみ:髪の日やけ止めのようなイメージですね。
八木ちゃん:そうです。髪だけではなく、肌につけてもよいものなので、頭皮にもつけてください。とくに地肌が見えているようなところは、しっかりつけましょう。
八木ちゃん:持ち運びもできるサイズのものであれば、気になったときに外出先でスプレーを足すこともできます。
さとゆみ:最近はいろんなメーカーさんから、このような髪&頭皮用のUVケア商品が出ているようですね。
八木ちゃん:夏の必須アイテムともいえるので、ぜひ1つ手に入れてくださいね。
●ダメージが気になるときにプラスしたいヘアケア
八木ちゃん:そして、それでもやっぱり髪のダメージは気になると思いますので、普段のヘアケアも大事です。
さとゆみ:普段のシャンプー&トリートメントとか?
八木ちゃん:そうです。トリートメントをつけたあと、目の荒いコームでトリートメントを伸ばしてあげるといいですよ。
さとゆみ:たしかに。髪って10万本あるから、手でぱぱっとつけるだけでは、ほとんどトリートメントが髪についていなかったりしますよね。
八木ちゃん:コームで伸ばせば、より多くの毛にトリートメントが付着します。
さとゆみ:タオルを巻いて時間を置いたりするのは効果があるんですか?
●トリートメントがより浸透するテク
八木ちゃん:時間があるなら、ぜひやってください。湯船につかっている時間など、タオルを巻いてトリートメントを浸透させておくといいですよ。
八木ちゃん:さらに、髪を乾かす前にアウトバストリートメントをつけるといいでしょう。普段のケアを変えると、夏でも髪のダメージを減らすことができます。
さとゆみ:夏はいつもより少し手間をかけてあげる気持ちで髪とつき合うのがよいですね!
八木さんおすすめのUVケアグッズ。左/ミーファ フレングランスUVスプレー シトラスグリーン SPF50+ PA++++ 680g 1320円(ナプラ) 右/ナイン ルーセントスプレー0 SPF50+ PA++++ 60g 1650円(ホーユー)
このほかにも『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社刊)では、大人の女性のヘア悩みが解決 するテクニックをたっぷり紹介しています。