2年ぶりの勝利を目指すカウディーリョ(昨年2月撮影、ユーザー提供:natsumiさん)

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 札幌11Rの札幌日経オープン(3歳上・リステッド・芝2600m)は伏兵カウディーリョ(セ7、美浦・堀宣行厩舎)の一変にかける。

 長く不振が続く。最後の勝利は一昨年の丹頂S。昨年以降は7着、14着、12着、7着、16着と不振気味。ただ、よくよく見ると、ここ4戦はGIII、GII、GIII、ダートだから、家賃が高かったり、条件が合わなかったりと、敗因は明白。その前の万葉Sでは0秒4差の7着に踏ん張っているので、舞台さえ整えば走れる可能性はある。

 その点、洋芝の2600mでは一昨年に札幌日経オープンが2着、丹頂Sが1着と好成績を収めている。そもそも札幌芝は4戦3勝と最も得意とするコース。相手関係も楽になった今回は、ガラリ一変での復活劇があっても驚けない。