待望の3勝目を目指すオクトニオン(昨年2月撮影、ユーザー提供:macKyさん)

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 土曜札幌10Rの桑園特別(3歳上・2勝クラス・ダ1700m)はオクトニオン(牡4、美浦・斎藤誠厩舎)の一発がある。

 現級では8戦して馬券圏内なし。ただ、4着と5着が合わせて4回もあるように、勝ち負けまであと一歩に迫っているのも確かだ。とりわけ今回と同条件だった前走の大倉山特別は見どころがあった。スタートで大きく躓いて約5馬身のビハインド。それでも徐々に押し上げて3角で好位に取り付くと、4角では厳しい雰囲気になりながらも大バテはせず。勝ち馬から0秒8差の5着だから、仮にスタート五分なら際どかったのでは…と思わせた。

 前走の敗戦も影響して、今回は3kg減の55kg。依然として発馬はカギとなるが、せめて1~2馬身の出遅れでクリアできれば…。傑出馬不在のメンバー構成となっただけに、十分に好勝負となっていい。