爽やかな笑みを浮かべるティンバー。冨安の新たなライバルとなる。(C)Getty Images

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 アーセナルに新加入したユリアン・ティンベルが、アヤックス時代に師事したエリク・テン・ハーフ監督(現マンチェスター・ユナイテッド)について語った。英紙『Mirror』が7月30日付けで伝えている。

 22歳のオランダ代表DFは、アヤックスの下部組織から2020年にトップチームデビュー。それから3シーズンに渡り、テン・ハーフ監督の下でプレーし、2度のオランダリーグ制覇に貢献した。

 年々成長を遂げ、今夏にアーセナルへのステップアップを果たしたティンベルは、自身のパフォーマンスの向上は、恩師のおかげだという。

「エリク・テン・ハーフは僕に自信を与えてくれたし、より良いフットボーラーにしてくれた。(テン・ハーフが去った後)僕はアヤックスにもう1年残り、選手として成長しようと決めたんだ。今が移籍の時だった。僕の究極の目標は、世界最高のディフェンダーになることだ」
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 さらに「昨年は契約を延長し、クラブとどのように去るか合意した」と明かしている。

「アヤックスでは想像しうる限り最高のトレーニングを楽しめたし、大きな進歩を遂げられた。約4000万ポンド(72億8000万円)の移籍金でお返しができるなら、これはほぼ完璧な形だ。もちろん、(3位に終わった)昨シーズンは残念だったけど、その前には2つのリーグタイトルを獲得し、素晴らしい年月を楽しんだよ」

 今度はアーセナルの一員として、テン・ハーフ監督が率いるユナイテッドと対戦する。恩師に“恩返し”をできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部