藤浪選手(USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

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大リーグ・アスレチックスは2023年7月20日(日本時間)、藤浪晋太郎投手(29)がオリオールズにトレードで移籍すると発表した。1対1のトレードで、オリオールズからは3Aに所属するイーストン・ルーカス投手(26)がアスレチックスに移籍する。

昨オフ、ポスティングシステムを利用して阪神からアスレチックスに移籍。当初は先発として期待され7試合に先発したが、制球に苦しみ結果を残せなかった。中継ぎに配置転換されると徐々に投球が安定し、6月に入ってからは安定度が増しチームに大きく貢献した。

球団「ありがとう、藤浪晋太郎!」

今季は34試合に登板して防御率8.57、5勝8敗3ホールド。19日のレッドソックス戦では1回1安打無失点と好投し好調ぶりをアピールした。

新天地となるオリオールズは20日時点でア・リーグ東地区の首位に立っている。ア・リーグ西地区で勝率2割台の最下位だったアスレチックスから一転、地区優勝争いをする強豪に移籍した。

アスレチックスの公式ツイッターは20日に更新し、「ありがとう、藤浪晋太郎!ボルチモアでの幸運を祈っています!」とのコメントを投稿した。

ツイッターでは期間間際の電撃トレードに驚きの声と共に、藤浪の今後に期待するコメントが寄せられた。「評価されたのは偉い」「やっぱ持ってるわ」「藤浪の下克上が始まったな」「藤浪の出世トレード」「もしかしたら一年目で優勝あるで」「妄想が現実にww」「普通に栄転」などの声がみられた。