フランス行きが決定的となった伊東。写真：塚本凜平（サッカーダイジェスト写真部／JMPA代表撮影）

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　７月29日、ベルギー１部ヘンクは、所属する伊東純也がフランス１部スタッド・ドゥ・ランスへ移籍することで合意したことを発表した。

　ヘンクは公式HPを通じて「伊東の移籍に関して、スタッド・ランスと基本合意に達した。今朝、彼は選手やスタッフに別れを告げて、ランスでのメディカルチェックに向かった。移籍は近日中に正式に決定し、発表される予定だ」としている。

　29歳の日本代表MFは2019年２月に期限付き移籍で柏レイソルからヘンクに加入。以降、2020年３月に完全移籍してからも主力として活躍してきた。現地メディアによれば、伊東とヘンクが結んでいる2024年６月末までの契約に設定された、契約解除条項1000万ユーロ（約14億円）をスタッド・ランスが支払えば、移籍が可能になるという状況だった。
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　この発表と同時に、伊東はクラブを通じてこのようなメッセージを送っている。

「この美しいクラブで素晴らしい時間を過ごせたことを、皆さんに感謝します。スタッフ、仲間たち、そして素晴らしいサポーターたち。この美しいスタジアムでプレーできたことは名誉であり、自分の家のように感じていました。僕の名前を呼ぶ声にも感動しました。このような機会を与えてくれたクラブに感謝します。

　ここ数日、いろんな話合いをしてきましたが、ここに引き留めようとするクラブの人々の意志を強く感じました。けれど、僕はこの一歩を踏み出し、挑戦を選びます。僕自身も楽しみにしています。けれどこれもみんなあってこそ。ヘンクの皆さんに感謝します。成功を祈っています！」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部