いろいろ加えて牛乳消費へ

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2021〜22年の年末年始にかけ、大量の「生乳」が余ることが懸念されている。岸田文雄首相も21年12月21日の記者会見中、牛乳を「いつもより1杯多く」飲むよう国民に協力を求めた。

とはいえ、牛乳をそのまま飲んでばかりいると、「飽き」を感じてしまう人もいるだろう。そんな時は、「コーラ」などを足して変わった味わいを試してみては。

新感覚の味わい

明治公式サイトでは、「牛乳サイダー」というレシピが紹介されている。牛乳(サイト上では「明治おいしい牛乳」と記載)と好みの炭酸飲料を同量合わせるだけで、「味はほんのり甘く、爽快感が味わえるドリンク」に仕上がるとのこと。炭酸の種類が加糖・無糖かは、好みによって自由だ。

今回は無糖の炭酸水50ミリリットルを用意し、同量の牛乳に注いで試した。見た目は白いままで、ただの牛乳と見分けがつかない。

飲んでみると、「新感覚」な味わいが口に広がる。甘みは薄れつつ、牛乳の香りが鼻に抜けると同時に、炭酸の刺激が走る。スッキリとしたドリンクだが、無糖の炭酸を使った場合は甘さに物足りなさを覚える人もいそうだ。甘い炭酸を使うと、また変わるかもしれない。

インターネット上を見ていくと、「コーラ」と混ぜるレシピも存在した。これも奇抜な組み合わせに思えるが、どうか。牛乳との比率はレシピによってまちまち。今回はコーラも牛乳も100ミリリットルずつ合わせた。泡立ったココアのような、不思議な見た目に変化した。

コーラのライムのような酸味と牛乳の香りは、不思議とマッチしていた。感覚としては、コーラフロートを飲んだ時に近い。当然ながら無糖の炭酸水よりは甘みも増しており、より万人受けしそうだ。もっとコーラフロートに近づけるなら、砂糖を足してみるのもよさそうだ。

お手軽に「飲むヨーグルト」に

ネット上には「酢」と「はちみつ」を入れるというレシピもある。酢を加えることで、「ヨーグルト」風になるという。牛乳150ミリリットルにりんご酢大さじ1杯と、はちみつ大さじ1杯を加えて混ぜた。牛乳と酢のにおいがキッチンに漂う。これでおいしくなるとは、想像しづらい。

しかし実際に口にすると、本当にヨーグルトのような味わいになっていた。酸味とともに少しとろみもついており、「飲むヨーグルト」の感覚でいただける。はちみつの甘みとの相性もバッチリだ。