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楽天モバイルは、全国23道府県の一部地域において、パートナー回線(au回線)から楽天回線への切り替えを10月1日より順次開始したと発表しました。

これによって、8つの県(岩手・山形・山梨・和歌山・島根・高知・長崎・鹿児島)を除く39都道府県で、パートナー回線の縮小が始まりました。

このうち、東京都は2021年3月末に原則として楽天回線に切り換え済。また、千葉県と神奈川県では2022年3月末までに、群馬県・栃木県・茨城県・埼玉県・富山県・石川県・愛知県・滋賀県・大阪府・兵庫県では2023年3月末までに原則として楽天回線へ切り換えます。

なお、上記地域でも、屋内や地下街、地下鉄などでは引き続きパートナー回線を利用する場所もあります。

影響の出る可能性があるエリアに居住しているユーザーに対しては、2021年9月中旬より個別に案内を開始しているとのこと。また、10月以降に電波が繋がりにくいなどの不便が生じた場合は、代替スマートフォンの一時貸し出しなどの対応を実施するとしています。

楽天モバイルは、パートナー回線を提供するKDDIに支払うローミング料金が巨額となっており、自社回線への切り替えによって、これを圧縮する狙いがあります。

Source:楽天モバイル