球団職員から花束を受け取る秋山翔吾

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◆ 「『行ってきます』という気持ち」

 海外FA権を利用してMLBのシンシナティ・レッズと契約を結んだ秋山翔吾選手(31)が20日、西武の球団事務所を訪問。9年間お世話になった古巣に最後の挨拶を行った。

 球団関係者に対する挨拶を終えた秋山は「おめでとうと言っていただきました。球団としてはそんなに言いたい言葉じゃないとは思いますけど、それを皆さんから言っていただいた。出るからにはしっかりやらないといけないなという思いになっています」とコメント。

 さらに秋山は、「僕が入団したときに比べれば、施設も変わり、観客の動員が伸びていったというのは、球団に携わってくださったみなさんのおかげ。こうやってメディアに出ることも、イベントに出ることも尽力してくださった皆様のおかげ。皆さんの顔を見れて、また『行ってきます』という気持ちになれた」と感謝の言葉を述べ、笑顔を見せた。

 チームに対しても、「プロに入るキッカケを与えてくれた球団。最後の2年間は優勝できてファンの方にも喜んでいただき、それを球団の方にもいろんなところでサポートしてもらって、ここまでの選手になれた」との思いを語り、「ライオンズでやってきた誇りをもってアメリカに行きますし、チームの代表ではないですけど、秋山が育ったところは素晴らしい環境だったと言ってもらえるように、少しでも恩を返せるように頑張っていきたい」と決意を新たにしていた。

◆ ファンへの感謝「応援歌の流れは励みになっていた」

 また、ファンに向けて「育ててもらったと思ている。声援を受けて励みになるとき、しっかりやらなきゃいけないと思うとき、それは皆さんの厳しい目や温かい目に応えたいと思ってやってこれた9年間だった」と謝辞を述べ、「残っている選手もたくさんいる。ファンの方の後押しでやれている選手もたくさんいると思うので、ライオンズに変わらず声援を送っていただきたい」とお願いした。

 西武での一番の思い出を尋ねられると、「1つに絞るのは難しい」としつつ、「この5年はずっと試合に出てましたし、その半分はこの球場で応援を受けていた。僕の中では登場曲(※THE BLUE HEARTSの『人にやさしく』)を変えずにやってきたこと、応援歌の流れは励みになっていましたし、それに応えられるようにという思いはずっとあったので、それを支えてくれてのはファンの方々だと思います」と語り、あらためてファンに対する感謝の思いを口にした。