OPPO JAPANは日本市場向けSIMロックフリースマートフォン「Reno A」を10月18日に発売することを発表しました。価格は3万5800円(税込)で家電量販店やECサイト、MVNOなどで取り扱われます。


「Reno A」はグローバル展開しているOPPOのスマートフォンのローカライズ版ではなく、日本向けに新たに開発されたもの。スペック的に、既に発売されているR17 Proに近い仕様となっています。


SoCにQualcomm Snapdragon 710、メモリは6GB、外部ストレージは64GB、1600万画素&200万画素のアウトカメラに2500万画素のインカメラを搭載。また、ディスプレイは水滴型ノッチの6.4型を採用し、画面内指紋認証を備えています。日本向けモデルの特徴として、防水防塵(IPx67)性能に加え、おサイフケータイ(FeliCa)が利用可能です。


また、日本国内のLTEバンドにも特化しており、楽天モバイル含む国内キャリアのVolteにも対応しています。


Reno Aの驚くべき”お買い得”感

まず言えるのが、前述したスペックでは他に類を見ないほど破格であること。スペックで横並べするとReno Aは6万前後でも不思議ではありません。また、価格面で並べると、他のSIMロックフリーモデルは、液晶画面モデルが多くSnapdragon630/450でメモリが2〜4GB程度。この性能差は大きいですね。


更に、楽天モバイルモデルではストレージが128GBに拡張されていたり、OCNモバイルONEを扱うgoo Simsellarでは発売記念としてSIM契約+オプション加入の条件がありながらも2万円(税抜)と驚異的な額面となっています。


問題点があるとすれば…

OPPOはスマートニュース世界シェア第4位、アジアシェア第1位のグルーバルブランドですが、日本市場ではまだまだ知名度は高くありません。強いて問題点をあげるとすればネットで情報交換するにもまだまだユーザー数が少ないことでしょうか。また、Reno Aはどの部分でコストカットされ、この価格となっているのかですね。


 


OPPO JAPANが日本市場に参入したのは、2018年2月。これまでに数台のスマートフォンをリリースしていますが、日本向けに本気を出したOPPOのReno AはSIMロックフリースマートフォン市場に大きな影響を与えるかもしれません。


 


Image/Source: OPPO