台湾からの訪日団を歓迎する地元の人々=花蓮県政府提供

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(台北 15日 中央社)東部・花蓮県政府の訪日団が14日、岩手県盛岡市で開催中の盛岡秋祭りに参加した。日本の伝統衣装を身にまとった一行は、谷藤裕明盛岡市長による案内のもと、初日の八幡下りを体験し、行列の先頭を歩いた。谷藤市長が一行を紹介すると、沿道の地元民は青天白日旗と日本の国旗を振って歓迎し、訪問団のメンバーは「深く感動し光栄に思えた」と感激を示した。

花蓮県は11月下旬に、温泉とフロート車をテーマにしたカーニバルを開催する予定で、盛岡の山車も運行される。訪問団は盛岡の文化を体験し、これらの要素をカーニバルに取り入れる方針。鳥居をイメージした入口など、SNS映えするスポットを設置するなどして、花蓮の観光振興につなげたいとしている。

訪日団は15日に行われる山車大絵巻パレードにも参加している。

(編集:荘麗玲)